今日で東日本大震災から3年になります。
先週あたりから,新聞やテレビで震災に関連する報道が多数見受けられるようになりました。
今朝も宮城県や岩手県,福島県からの中継で現在の被災地の復興の状況に関する報道がなされました。
震災があったとき,私は司法試験受験の直前でした。
ちょうど同級生と答練をしている最中でしたが,非常に長い時間の揺れだったので,最初は地震だと気付かずに「隣の人が机を揺らしているのかな。」程度に思っていたところ,校内放送で「大きな地震が発生した。」との知らせがあり,非常にびっくりしたのを覚えています。
その後,テレビ等で津波の状況を見たときには,あまりに現実離れした映像に言葉が出ませんでした。
大きな地震というと,阪神大震災も記憶に新しいところですが,阪神大震災と東日本大震災とで異なる点としては,映像提供媒体の多様性ということがあります。
阪神大震災のときは,専らテレビの映像のみでしか,判断材料がありませんでしたが,現在は携帯電話等で気軽に映像を撮影できるということから,実際の被災者の方が撮影した映像がネット上に多数投稿されていました。
実際に津波がすぐ間近まで来ている映像は,テレビ等の報道機関では撮ることが難しいものです。
そのような現場の生に近い映像を見たというのも,東日本大震災において記憶に残っていることの一つです。
地震以降,行きたいと思いながら行けていない東北ですが,この震災が風化しない間に,被災地に行きたいと考えています。
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